霜月 康イエ（しもつき やすイエ）

かつてワノ国の白舞大名として知られ、現在はえびす町の住人「トの康」として暮らしている。彼は71歳で亡くなり、身長は155cm、誕生日は4月2日でおひつじ座、血液型はF型です。好物は白米です。

トの康は、頭に手ぬぐいを巻いた陽気な男性で、表向きはふざけているように見えますが、実は非常に優しい心を持っています。新しい住人には住居を提供し、住民には食料や薬を配るなど、えびす町の人々からは「仏」として慕われています。彼の一人娘のトコは花の都で働いており、稼いだお金の多くをトの康に送っていますが、彼はそのお金を働けない住民たちに分け与えています。

若い頃は結婚していましたが、子供はおらず、妻に先立たれてからは独身です。彼はかつて「ハリネズミの康」と呼ばれ、厳格な性格で将来の将軍と目されるほどの人望を集めていました。おでんが将来の光月家を背負うと信じており、錦えもんたちがおでんのために大金を盗もうとした際には、彼らに金を譲りました。おでんが処刑された後はオロチと戦う道を選びましたが、カイドウに敗れ、その後はえびす町に隠れ住んでいました。そこで赤ん坊のトコを拾い、娘として育てていたのです。

ワノ国編でゾロに出会い、彼に寿司をおごり、その後の賭けで大勝ちしました。しかし、そのことで狂死郎一家に絡まれるも、ゾロに助けられます。そのお礼としてゾロをえびす町に招き、住民たちと共にもてなしました。錦えもんの判じ絵が露見し、多くの同志が投獄されたことを知ると、「丑三つ小僧」の名を借りて盗みを働き、捕まって羅刹町で磔にされました。大衆の面前で判じ絵は自分が作ったと証言し、同志たちには新たな集合場所である刃武港の波止を示すメッセージを託しました。そして、オロチを強く非難しながら、彼とその部下の銃撃によって処刑されました。遺体はフランキーとカン十郎によって回収され、九里の編笠村に埋葬されました。