黒炭 オロチ（くろずみ オロチ）

ワノ国の元将軍であり、54歳の男性です。身長は350cmで、おとめ座、血液型はXF型です。誕生日は9月23日に設定されています。彼の好物はヤシオリの酒とサンマです。特徴的な外見は、チョンマゲと王冠を組み合わせた大きな顔と2本の出っ歯です。

彼はカイドウの支援を受けてワノ国を支配し、その過程で多くの悪政を敷いてきました。彼は狡猾で警戒心が強く、反抗的な意志を決して許しません。また、彼は自尊心が強く、短気であり、機嫌が悪いときは容赦なく暴れることがあります。彼の笑い声は「ぐふふふふ」「ムハハハハ」と表現されます。

彼は動物系幻獣種の悪魔の実「ヘビヘビの実 モデル“八岐大蛇”」の能力者で、8つの頭を持つ大蛇に変身することができます。彼の剣術は「オロチ二刀流」と呼ばれていますが、彼が実際に使う場面は作中にはありません。一方で、彼の狙撃術は非常に優れています。

彼の過去には、若い頃に貧しい生活を送りながら迫害から逃れる日々がありました。41年以上前、彼は古寺でひぐらしから悪魔の実と共に将軍位の簒奪を持ち掛けられ、これを承諾しました。その後、光月おでんの腹心にまで昇り詰め、おでんが国外旅行中に先代将軍が亡くなったことを利用して将軍の位を手に入れました。カイドウの協力を得て、ワノ国に多くの武器工場を建設し、圧政を敷きました。

彼の統治下で、おでんが帰国した際には国民を人質に取り、おでんに5年間裸踊りをさせるという嘘の約束をしました。20年前、おでんを釜茹での刑に処し、その後銃殺刑に変更して彼を死に追いやりました。おでんの妻トキが遺した辞世の句を解釈し、光月家の侍たちが自分を殺しに来ると恐れるようになりました。

ワノ国編では、オロチ城でCP-0と武器の交渉を行い、火祭りの前哨戦として派手な宴を開きました。しかし、計画が狂死郎の裏切りなどにより狂い、最終的にはカイドウによって用済みとされ、首を斬り落とされました。しかし、彼の能力によって復活し、カイドウへの報復として城内に放火しましたが、最終的には傳ジローによって最後の首を斬り落とされて倒れました。