クリムゾン

クリムゾン

Crimson, 緋紅
性別:
声優: 村瀬歩
登場アニメ: ラグナクリムゾン

キャラクター紹介

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本作のもう一人の主人公は、中性的な顔立ちを持ち、性別や容姿を自由に変えることができる。左眼には竜のような縦長の瞳孔があり、その正体は「翼の血族」の元血主で、「竜の神」に反逆した元竜王である。彼の目標は全ての竜を滅ぼすことであり、未来でもラグナと共闘していた。しかし、その目標の理由は未来のラグナも知らず、作中でも明らかにされていない。ただし、未来の自分から記憶を引き継いだラグナから見ても、彼が本気で竜を滅ぼそうとしていることは信用されている。
現代では正体を隠し、メルグブデの召使いとして潜入している。ロナベーラへ侵攻したメルグブデラグナに返り討ちにされた際、ラグナと遭遇し、そのまま共闘を申し込まれる。当初はラグナの銀気闘法に興味を持ちながらも、申し出を拒否し続けた。しかし、バロム・シュエラとの戦いでラグナの利用価値を認め、正体を明かして共闘を承諾する。彼はラグナの能力を使い、銀の武具で武装した部隊を創設する野心を持っている。
竜王としての力は使えないが、太陽光の下でも問題なく行動できる。竜でありながら自分の「気」を操作し、ラグナの体の気の流れを整える、異空間にある武器庫を呼び出す、人の記憶を操作するなど、多彩な術を身につけている。また、自身の心臓を別の空間に保管することで不死性を実現しており、通常であれば死に至る損傷を受けても新しい肉体で現れる。
竜についての知識が豊富で、能力だけでなく竜の性格も把握している。本人曰く「戦闘中に取りやすい行動のクセから寝る時の姿勢まで」知っている。この知識を活かし、上位竜との戦いにおいて作戦立案に貢献している。
基本的に冷静で自信家だが、目的のためには人間の犠牲を一切気にしない。王都内を爆破し多くの市民を殺傷することで、アルテマティアに時間を巻き戻させて魔力を消費させようとした。また、銀装兵団との共闘時には、自分がいち早くレーゼ国外に転位するためにフーを攻撃し、転位用の魔法陣を奪い取ろうとした。このような行動から、周囲の評価は辛辣で、スターリアは彼の本質を「ドス黒い死の塊」と捉え、「汚物」と呼んでいる。ラグナも「この世界にこびりついたしつこい便所ジミ」というスターリアの表現に賛同している。作者も「あいつ(クリムゾン)がヒロインに見える奴は眼科行った方がいいよ」とコメントしている。
しかし、マジョルカによって軍事演習場から転位された時やラグナに毒杯が効かなかった時など、想定外の状況が発生すると容易く取り乱す。また、竜を滅ぼす覚悟が不足していることをラグナに指摘された際には不貞寝をするなど、普段とは異なる幼稚な言動も見られる。

(最近編集した: K K  )

(最後の編集時間: 2024年8月18日11:38)

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