レオニカ

ラグナと共に行動する12歳の少女であるレオニカ、通称「レオ」は、狩竜人としての家計を持つ。彼女の額から右の頬にかけて斜めの傷がトレードマークです。一人称は「ボク」で、周囲の評価も高い彼女は、自他共に認める天才少女。30体から50体にも及ぶ竜を討伐したとの噂があります。ロナベーラ内でも最も多くの討伐数を誇り、「神童レオニカ」「狩竜の申し子」「銀剣に愛された少女」といった異名を持ちます。彼女の信条は「強ければ竜に負けない」というもので、最強を目指して狩竜人になりました。

ラグナとは、たびたび竜に襲われながらも生き残る彼の姿に感銘を受け、「竜との縁は悪くない」と説き、狩竜人に誘いました。

元々の歴史では、グリュムウェルテの襲撃からラグナを守るために命を落とし、ラグナを無謀な復讐の道へと導くきっかけとなる予定でした。しかし、ラグナがその強さを引き継ぐことで、彼女の運命は変わります。

日常生活においては、自分の世話をラグナに頼りきりで、入浴時の体洗いや乾かし、着替え、寝る前の歯磨きなど全てをしてもらっていました。無邪気で直感的な性格ながらも、大人顔負けの戦果を挙げます。ラグナにとっては英雄であり崇める存在だったが、実はレオにとってもラグナは精神的な支えでした。

ラグナが成長し、彼女に別々に行動することを提案された際、彼女はラグナに対する本音を吐露します。ラグナに斬りかかるも逆に地面に叩きつけられ、そのまま別れることになります。

単行本3巻の番外編では、その後のレオの様子が描かれています。