グレン・マーカム

帝国軍の軍人であり、ウェインの士官学校時代の友人。彼の名前が初めて登場するのは第2巻で、本格的に登場するのは第4巻です。彼は代々続く帝国の武門の家系に生まれた青年で、士官学校時代にはウェインの悪友の一人でした。ウェインはほぼすべての科目でトップの成績を誇っていましたが、彼に初めて敗北を喫した相手でもあります。彼は武門の出身らしい剛毅な性格を持ち、軍人としての適性も非常に高いです。現在はバルドロッシュ派に属しています。

士官学校時代、彼は剣術で頭角を現しましたが、自分の成長が停滞していることや、それを許容する周囲の環境に危機感を抱きました。このままでは堕落してしまうと感じた彼は、自分が成長できる環境を求め、すべての成績で自分を上回るウェインを好敵手と見なし、彼と行動を共にするようになりました。