属州出身の官吏で、
ウェインの士官学校時代の友人。彼の名前が初めて登場するのは第2巻で、本格的に物語に関わるのは第4巻からです。彼は帝国に征服された属州の出身で、官吏としてのキャリアを積んでいます。将来的には、自分の故郷である属州のために貢献したいと考えています。
彼は属州の自治権を約束する
マンフレッド派に属していますが、その約束が本当に守られるかどうかについては疑念を抱いています。士官学校時代、彼は属州出身という理由で本国の有力貴族からいじめを受け、鬱屈した日々を過ごしていました。しかし、その貴族が
ニニムに手を出したことをきっかけに、
ウェインがその貴族を退学に追い込んだことで、彼は
ウェインに興味を持つようになりました。貴族に対しても自分の意志を貫く
ウェインに憧れを抱き、彼と行動を共にするようになりました。
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