鹿野 琴美（かの ことみ）

花楓とソウタが住む横浜のマンションで初めて登場した小美は、花楓の幼稚園時代からの幼なじみです。二人は昔から親しく、「かえちゃん」「こみちゃん」と呼び合っていました。小美は現在も横浜市郊外に住んでおり、メガネをかけています。

小美は学生の頃から頭が良く、何事も得意でした。そのため、少し鈍くさい花楓をよく助けていました。二人は小学校時代ずっと同じクラスでしたが、中学に進学してからはクラスが別れました。その時期、花楓がいじめにあっているのを助けることができなかったことを小美は後悔しています。

あるとき、ソウタのガールフレンドである麻衣がスキャンダルに巻き込まれたニュースを見た小美は、ソウタが麻衣の彼氏だと気付き、彼の高校を訪れます。そこで花楓の現状をソウタから聞き出し、記憶喪失の状態であることを知ります。

花楓の記憶が戻った後、二人は再び会い友情を取り戻します。そして、共にソウタのバンド、スイートバレットのライブに足を運ぶようになります。