キスショットを狙う吸血鬼ハンターであり、彼女の両腕を奪ったことで知られる。彼は「
こよみヴァンプ」や「人として」にも登場する人物である。彼は怪異の存在を否定する宗教団体の大司教であり、神父のような服装をしている。彼は常に丁寧語を使うが、自らを神と同一視し
ており、その態度は慇懃無礼である。彼は使命感が強く、目的を達成するためには人質を取るなど卑劣な手段も辞さない。彼の口癖は「神、つまり僕はこう仰っています」である。彼は特定の武器は持たないが、吸血鬼ハンターの中で最も強いとされている。
彼は
ドラマツルギーと
エピソードを雇い、キスショットを襲撃した。三度目の決闘では「神」として
暦に挑むが、敗北を喫する。その後、
メメとの契約に従い一度は手を引くことになる。彼はキスショットが自滅することを理解していたが、
暦によって生かされたことで、
暦がキスショットを殺し人間に戻ることができないと判断する。そのため、彼は「人」としてキスショットの前に現れ、彼女に挑み食料となることで、
暦がキスショットを殺す決断を下せるように仕向ける。これがキスショットと
暦が一時的に決別するきっかけとなった。
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