寒林 陶子（かんばやし とうこ）

目の下に隈があり、眼鏡をかけた女性。彼女の武器はチェーンソー。アキラの故郷の村をゾンビから守るために、電気柵の電圧を上げて漏電遮断機を破壊し、村人たちを閉じ込めて逃げられないようにする。会社員時代には、自分の正義や価値観を押し通し、部品の扱いや人事、アイディアについて他の社員たちと対立していたため、疎まれていた。

アキラ一行との最終決戦ではベアと対峙し、戦いの中で会社員時代の不満を吐露する。しかし、ベアから「完全な正しさなど存在しない」「自分の正義を押し通す前に、それが本当に正しいのか立ち止まる余裕が必要だ」と諭される。

最後には、ベアの機転でゾンビを水車に集めて水車を壊し、動力源を止めて電気柵の電力を消すことで村人が逃げられるようにされる。絶望し愕然とした彼女は、ゾンビに襲われて敗北する。