日暮 莞太（ひぐらし かんた）

アキラの大学時代の同級生で、くわえタバコがトレードマークの青年。彼の武器はダイナマイト。大学時代、夢を持たない自分とは対照的に人生を楽しむアキラとケンチョに嫉妬し、アキラの故郷の村民たちをゾンビ化させることで復讐を企てる。仲間と共にアキラの故郷の村に避難していたが、塞がっていたトンネルを開けてゾンビを村に引き込んだ。

彼もまた「ゾンビになるまでにしたい100のこと」リストを作成しており、その内容は「ダイナマイトを爆発させる」や「本物の銃を撃つ」といった危険なものばかり。アキラ一行との最終決戦では、あゆみの特殊メイクでアキラがゾンビ化したと勘違いし、勝利を確信して油断する。その隙を突かれてアキラにトラクターから引きずり下ろされ、取り押さえられて敗北する。

その後、ゾンビに足を噛まれた彼は、アキラから「本当にやりたかったことは何なのか？」と問われる。本当は「子供の頃のように友達を作り、一緒に市民プールで遊びたかった」という本音を吐露する。アキラから「もし自分がゾンビになったら一緒にプールで遊ぼう」と言われ、抱きしめられて号泣する。

アニメ版では、自身のゾンビ化が近いことを悟り、アキラから離れてその場を逃走。最終的にゾンビ化して川に飛び込み、死亡する。