ぷにる

ぷにる

Puniru, 噗妮露
性別:
声優: 篠原侑

キャラクター紹介

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本作のマスコット兼ヒロインで、もう一人の主人公。コタローによって生み出されたスライム。一人称は「ぼく」。2月29日生まれで、59話で8歳を迎えた。一見すると美少女だが、ぷにるは無性別なので本人に「少女」という意識は無く、中身はマスコット時代のままである(1巻の後書きで作者が「ぷにるはスライムなので無性別」と公言している)。「スライム」というホビーであり、自在に姿を変えられる自分に誇りを持っており、人間を「自由に姿を変えられない不自由な存在」と見下している節がある(43話)。
自分を可愛いと思っているナルシストであり、自信家な性格(その性格になった理由は幼い頃のコタローが本物のサンタクロースに「自分が可愛いものを好きな事を理解してくれる、可愛い友達が欲しい」と願った為である(53話))。コタローに自身を可愛いと認めて貰うため身体を自由に変化する特性を生かして試行錯誤をした結果、最終的に当初のペンギンのような姿から人間の少女のような姿へ変えた(容姿はほぼ人間だが、耳はぷにる曰く「あんまり可愛くないパーツだから」という理由で再現しておらず、耳の辺りは髪の毛で隠している)。その一方で性に関しての知識は疎い。
将来の夢は「ぷにるランド」という遊園地を設立し、世界一の人気者になってkawaiiの代名詞となり、自身のグッズを販売し、宇宙旅行に行き、みんなから100万円を貰うことと語っている。
身体はポリビニルアルコール製の洗濯糊とホウ砂でできており、これらを足すことによって豊胸などもできる。固体より液体に近く、水道管をすり抜けることができる他、ものにぶつかったり抱き着いたりするとベタベタした液状になって体が飛び散る。
外見は少女だがスライムである為、実際は無性別であり(1巻の作者の後書き)、恋愛の概念も無いらしく、コタローと一緒にいてもぷにるが彼にドキドキしたり、ときめくシーンは無い。性別や恋愛の概念を持たないぷにるにとっては、今の人間の少女の姿はペンギンの姿と同じ「可愛い姿の延長線感覚」であり、思春期のコタローにとって、「異性として意識してしまう特別な姿」である事は理解していない。性別を持たない為、男女の性差も理解出来ず、少女の姿のままコタローのいる男湯にずかずかと入ってきた事もある。ぷにるにとって、「人間の少女の姿の可愛い」も「サンダルの可愛い」も同列の「可愛い姿」であり、違いが理解できない。また、立場上恋のライバルに当たる麻美の事も、恋愛が理解できない為、恋敵としての敵対心は持っていないものの常軌を逸した母性については恐れている。
性別が理解できない為、少女の姿を「ドレスコード」と認識している。また、無性別だが、周囲からは「ぷにるちゃん」と呼ばれ女性として扱われている。
スライムに命が宿ってぷにるとして生まれた理由は、35話で自身の誕生日(2月29日)に誕生日パーティーを夢見ていたぷにるの元に女神が現れ、その女神曰くスライムに命が宿ったのは、「コタローを助ける為」と「コタローの悩みを解決する為」である。しかし、7年以上も解決していなかった為、「友達としてもホビーとしても失格」として、危うく女神に魂を奪われかけたが、コタローがぷにるを守った事で、女神はしばらくの間は彼らを見守る姿勢を取る事に決めた。
更に53話では幼稚園児時代、「男子なのに可愛い物好き」なのが原因で女子達からいじめられていたコタローが、悲しみのあまり自分の友達としてぷにるの絵を描き、スライム作りの際に誤ってその絵を入れた事で誕生した事が判明した。
ぷにるの性格のモチーフは『スーパーマリオくん』のヨッシーである(図々しい敬語キャラ、単行本1巻などを参照)。
ぷにるの変身
ホウ砂水と洗濯ノリによる変身で、それらに加えて別の材料を加えることで見た目や質感を自在に変えられる。
人気アイドル風、ちょっと大人なかわいいぼく
第2話、第3話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリを足し、人気アイドルの「未来ちゃん」や「梨花ちゃん」によく似たアイドル、大人びた美少女に変身したぷにる。
ギャルかわいいぼく
第4話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリにグリッターを加えて変身したギャルのような風貌のぷにる。
ぴかぴかランドセルのかわいいぼく
第5話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリにでんぷんのりを加えて変身した小学生のような風貌のぷにる。
ワルイプニル
第7話で登場。ぷにるがジュースと間違えて砂鉄を誤飲した上、興味本位で南波が近づけた磁石を偶然取り込み、本人の意思に反し変身してしまった悪魔のような姿。一人称も「ボク」になり、台詞のほとんどがカタカナになっている。
かわいいコックさんのぼく
番外編①で登場。麻美がぷにるに似合うと思って買ったお料理セット一式を無理やり着せた姿。つまり、ぷにるの格好としては珍しく服が体の一部ではない。
シャキシャキボディのかわいいぼく
第8話で登場。メラミンスポンジを体の中に入れ、シルクハットと王冠が一体化したような冠、短くシンプルな髪型、マントに手袋にブーツと王子様を意識した美少年ボディ。「ぴかぴかランドセルのかわいいぼく」と異なり、作中で男の子の姿と明言されており、睫毛が無い、角張った膝小僧など身体も男の子になっている。尚、ぷにるはこの変身の際、「クールとか強いとかカッコいいにはなりたくない」と反発していた。コタローはこの姿では異性として見なくなり、普段よりぷにるに寄り添いやすくなっている。
ふわふわお嬢様のかわいいぼく
第9話で登場。アリスの溺愛するマスコット、ルンルーンと可愛さ対決する為にホウ砂水に泡を混ぜて変身したお嬢様のような風貌のぷにる。ツイッター(X)で開催された「第2回ぷにるはかわいい総選挙」ではこの姿が1位となった。
かわいいダンサーのぼく
第10話で登場。ロボット化したルンルーンの「キュティちゃんダンス」に対抗して変身した姿。
リッチで大人なディーラーのかわいいぼく
第11話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリに金ぴかのスパンコールを混ぜて変身した大人の美女のような風貌のぷにる。
チアリーダーのかわいいぼく
第12話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリに手芸用のポンポンを混ぜて変身したチアリーダーのような風貌のぷにる。
世界のどんなゴミよりもかわいくないぼく
第13話で登場。雑菌が繁殖し、カビが生えてしまった姿。実際にカビが生えてしまっているわけではなく、厳密に言えば落ち込んだぷにるの精神状態が外見に反映されているだけである。
かわいいマナー講師のぼく
第14話で登場。ルンルーンがアリスと仲直りできるように礼儀を教える為、コタローの母から教えてもらったマナーについて講義する為に変身した姿。
かわいい車のぼく
月刊コロコロコミック2022年8月号での本誌出張連載の4コマ漫画にて登場した姿。珍しく人型ではない。
ルンルーン風
第15話で登場。ぷにるがルンルーンに擬態した姿。
水着のかわいいぼく
第15話で登場。「第1回ルンルーンGP」の最終対決の水着コンテストの真打として登場した姿。
女戦士ぷにる
第16話で登場。コタローの夢の中の姿である。
ひんやり避暑地のかわいいぼく
第17話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリに保冷剤を混ぜて変身した姿で、シャーベットのようにキンキン冷え冷えの体になっている。
夏色日焼けのかわいいぼく
第19話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリに透明絵の具を混ぜて変身した姿で、第18話に出てきたコーヒーフロートを参考にしている。
研究員のかわいいぼく
第19話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリにティッシュを混ぜて変身した、白衣を着た研究員のような風貌のぷにる。
ダボ袖白衣のかわいいぼく
第19話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリにクリームソーダを混ぜて変身した姿。
SF風
第19話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリにカブトムシのフィギアを無理やり混ぜられた事でぷにるの意に反して変身した、研究員の派生形態。
かわいいぼくのトロフィー
第20話で登場。ある賞を受賞したコタローをお祝いする為に、自分自身がトロフィーとなった姿。金箔を包み込んでいる。
おてていっぱいのかわいいぼく
第21話で登場。コタローを右腕としてスカウトしようとしたアリスに対抗して変身した姿。褐色肌に神像風の衣装と三本ある腕が最大の特徴。
アリスご一行のかわいいぼく
第23話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリににクリアストーンを混ぜて変身した、アリスを模して変身したぷにる。
カッコかわいいぼく
第24話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリにジェルワックスを混ぜて変身した姿。
ドラゴン娘のかわいいぼく
第25話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリにマイカパウダーを混ぜて変身した姿。チャイナドレス風の衣装にドラゴンの手足、羽、角を揃えた竜人のような風貌のぷにる。
軽音部のかわいいぼく
第26話で登場。一見バンドTシャツを着てギターを持っているだけだが、ホウ砂水が多めに混ぜられている為、ヘラで切るとコリコリと良い音がする。
トナカイさんなかわいいぼく
コタローに「クリスマスらしい変身をしろ」と言われて変身した、トナカイのような姿に変身したぷにる。サンタクロースで無いのは、ぷにる曰く「ヒゲのおじさんより、トナカイさんの方が可愛いから」である。
冬の装いのかわいいぼく
冬らしい姿に変身したぷにる。ホウ砂水と洗濯ノリにスノーパウダーを混ぜて変身した姿で、クリスマスにコタローと二人っきりの時にこの姿になり、彼をときめかせた。
ベリーダンスのかわいいぼく
第37話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリにラメを混ぜて変身したアラビアンのような風貌のぷにる。
シークレットのかわいいぼく
第39話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリに黒インクを混ぜて変身した姿。
ネバーランドのかわいいぼく
第41話で登場。ジュレに対抗して、ホウ砂水と洗濯ノリに夢色ホログラムを混ぜて変身した『ピーター・パン』のティンカー・ベルのような風貌のぷにる。妖精のような羽が生え、サイズが小さくなっている(コタローには虫と言われた)。
オフショルコーデのかわいいぼく
第42話で登場。
クリアサンダルのかわいいぼく
第43話で登場。ホウ砂水と液体ノリにラメと綺麗なビーズを入れジュレに対抗し、より可愛い姿になろうとして張り切ったぷにるが変身した姿。しかし、「可愛い少女への変身」を期待していた女子達にはがっかりされ、「少女の可愛さ」と「サンダルの可愛さ」を同じだと考えていたぷにるにとっては、なぜ女子達にがっかりされたのか理由が分からず、人間とスライムの認識のズレを象徴するエピソードになっている。
超ぶりんぶりんなゴムボール
第44話で登場。洗濯ノリとホウ砂水を混ぜてお相撲さんに変身しようとしたところ、ルンルが塩を入れてしまった為、スライムなのでスーパーボールのような姿に変身してしまった。
水着なかわいいぼく
第45話で登場。日焼けした水着ギャルのような風貌のぷにる。
私立ライム中学校に通う2年A組のかわいいぼく
第48話で登場。間戸の計らいでコタローのいるクラスに転入したジュレに対抗して、ホウ砂水と洗濯ノリに消しゴムのカスを混ぜて変身した、ライム中学校の女子生徒のような風貌のぷにる(制服も女子の物)。
アーティストのかわいいぼく
第49話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリと水性絵の具の三原色を混ぜて変身した姿。
透明人間なかわいいぼく
第50話で登場。
人狼なかわいいぼく
第50話で登場。
彫刻なかわいいぼく
第52話で登場。
憧れの上司のかわいいぼく
第54話で登場。
過去最高最悪にきたないぼく
第58話で登場。
バースデーケーキのかわいいぼく
第59話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリと紙粘土を混ぜて変身した、バースデーケーキのような風貌のぷにる。
白装束のかわいいぼく
第60話で登場。ホウ砂と洗濯ノリに白い和紙を混ぜて変身した、白い侍のような風貌のぷにる。
花束のかわいいぼく
第60話で登場。
お菓子のかわいいぼく
第60話で登場。
ジャージメイドのかわいいぼく
第61話で登場。クリーナースライムを混ぜて変身した、メイドのような風貌のぷにる。
神輿をかついだかわいいぼくら
第63話で登場。洗濯ノリとホウ砂水に、ゴツめのアクリルキューブをたくさん混ぜて変身した、お神輿の担ぎ手のような風貌のぷにる。尚、初の複数称である。
ひつじのかわいいぼく
第65話で登場。洗濯ノリとホウ砂水にもこもこになる超吸水性樹脂を混ぜて変身した、羊のような風貌のぷにる。尚、変身時の効果音は普段の『ぷにるん☆』では鳴く、『ふにふに』となっている。
ルーンライドで遊ぶかわいいぼく
第66話で登場。変身ではなく、ぷにるが遊ぶ姿を形容したもの。
ダボ神白衣のかわいいぼく
第67話で登場。ティッシュと砂糖を混ぜて変身した、女子中学生のような風貌のぷにる。
ミルキーウェイのかわいいぼく
第67話で登場。コタローとセットで七夕をモチーフにした、織姫のような風貌のぷにる。
かわいさ増し増しサマーなコーデのかわいいぼく
第68話で登場。ホウ砂水と洗濯ノリに美容液を混ぜて変身した、サマーファッションのような風貌のぷにる。

(最近編集した: K K  )

(最後の編集時間: 2024年9月13日21:38)

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