矢田野 まける（やだの まける）

矢田野さんは、非常に負けず嫌いな性格で、古見をライバル視している少女です。彼女は1年1組から2年3組、そして3年4組と進級し、常に古見に対抗心を燃やしています。眼鏡をかけたおかっぱ頭が特徴で、テストの点数や身体測定の結果などで古見に勝とうと必死に努力しますが、ほとんどの場合は惨敗し、悔しさで地団駄を踏むことが多いです。それでも、彼女自身は「引き分け」と思い込むこともあります。

特技は顔芸で、服選びのセンスも良く、プライベートでは眼鏡とジャージを愛用しています。兄の勝気（かつき）ともよく勝負をしているようです。彼女の一人称は「私」です。

古見の「神」と称される地位に対し、自分のクラスでの地位を「しがない領民」と自嘲していますが、実はファンクラブができるほどの人気があり、ファンは彼女の負け方を楽しみにしています。

2年生の時には生徒会長選挙に立候補しましたが、支持者のポスターに「自分でシールを貼らないでください」と注意書きがされるほどの状況で、結果は落選しました。

3年生では陸上部の部長を務め、万場木にバストサイズで挑戦するなど、無謀な戦いを挑むこともあります。最後の体育祭では古見に勝負を挑みましたが、僅差で敗北しました。

彼女の誕生日は1月3日で、人気投票では第27位にランクインしています。