ユストクス

フェルディナンドの側近である上級貴族で、リヒャルダの息子。エーレンフェストの貴族の中でも特に変わり者として知られている。彼の趣味は情報収集と素材集めで、興味を持ったことにはどこへでも出かける自由な性格を持つ。情報を得るためには変装も厭わず、下町の人々や下人になりきることもある。例えば、女性派閥のお茶会の情報を得るために、実の妹であるグードルーンに変装することもある。

彼は文官としても優秀で、ローゼマインを観察するために徴税官として同行したり、下町の商人たちと交渉することもできる。また、戦闘の心得もあり、フェルディナンドの護衛騎士の代わりを務めることもある。フェルディナンドがアーレンスバッハに婿入りする際には、通常なら連れて行けないはずの者として同行した。

彼は情報を集めることに長けているが、その情報をどう活用するかは考えていない。そのため、情報を効果的に利用するために、強引に名捧げを行いフェルディナンドの側近となった。

OVA外伝第1章では、フェルディナンドからの命令で、エックハルトと共に巫女見習いとなるマインについての情報を調査することになる。