ウィリアム・T・スピアーズ

ウィルは死神派遣協会の管理課に所属している。彼は182㎝の身長で、眼鏡をかけ、髪を七三分けにした男性だ。彼の性格は沈着冷静で、几帳面かつ真面目。彼は残業を嫌い、規定違反者には厳しい。同期のグレルのトラブルを何度も解決しており、そのストレスを鉄拳制裁で発散していることも。悪魔に対しては、人間との契約の有無にかかわらず、彼らを「害獣」と見なしている。彼は伸縮自在の高枝切りバサミ型の死神の鎌を携帯している。

サーカス編では、ウィルは「スーツ」という芸名でノアの方舟サーカス団に潜入していた。彼は死神としての本性を隠せずにいたが、団員たちは彼の言動をギャグとして受け止めていた。セバスチャンと同じテントに割り当てられた際、彼は死神の鎌を使ってテント内に自分の領域を勝手に作り、セバスチャンが喘息の発作で動けなくなったシエルの命令で調査に行こうとした際には、「悪魔のせいで残業が増えるのは嫌だ」として妨害した。サーカス団での調査が終わった後、ウィルはケルヴィン男爵邸での魂の回収に向かった。