日喰 想介（ひのじき そうすけ）

美少年の姿をした人妖は、かつてはただの異魂だったが、小さな妖を捕食し続け、その魄を奪うことで力をつけ、「美食の人妖」として進化した。彼は、現在の妖巫女であるすずの魄を狙い、北彩高校に潜伏し、彼女を誘拐する。しかし、シロガネと祭里によって阻止され、激しい戦いの末に敗れる。消滅寸前、カゲメイによって救われるものの、力の大半を失い、子どものような姿になってしまう。

その後、食欲を感じることなく存在意義に悩む彼は、祭里とすずの手によって体内のカゲメイの黒折紙が取り除かれ、一度リセットされる。感謝の気持ちを抱きつつ、新たな自分を見つけるために旅に出る。途中、ルーシーという人物に出会い、彼に気に入られる。20歳と偽り、月丘家の執事見習いとして働くことになる。

そこで、月丘家が海外から購入した美術品に宿る妖・メデューサと戦うことになる。その戦いの中で、彼は新たな能力「禍喰（マガバミ）」を開眼する。