宮本 麗（みやもと れい）

年齢は17歳で、身長164cm、体重50kg。スリーサイズは87cm（Eカップ）、57cm、89cm。

彼女は藤美学園の2年生で、ヒロインの一人として登場します。普段は「あたし」と自称しますが、時折「わたし」とも言います。特徴的なのは、腰まで届く茶髪のロングヘアと2本のアホ毛です。孝からは「優等生」と評され、兄弟はいないようです。

彼女は非常にヒステリックで負けず嫌いな性格で、表面的な印象はあまり良くありません。時には生々しい言動を見せ、「女はそういう生き物」と自認することもあり、アンチヒロインとして描かれています。しかし、誰かに支えてもらわないと生きていけないという脆い一面も持っています。

幼馴染の孝とは幼稚園時代からの付き合いで、実家も近いです。小学生の頃は結婚を誓うほど仲が良かったのですが、ある出来事で留年した際に孝と口論になり、愛想を尽かしました。その後、優しく接してくれた永に惹かれ、交際を始めました。

永の死後も彼のことを引きずりつつ、孝に惹かれ始め、現在は微妙な関係にあります。再会後、孝と冴子の距離が縮まったことに不安を感じ、冴子と睨み合うことが増えました。

本来は孝より1学年上ですが、父の正に関する事情で紫藤によって留年させられ、現在は同学年です。そのため、父娘ともに紫藤を憎んでいます。クラス内では留年生として浮いた存在のようです。

槍術部に所属し、父から銃剣術も学んでいるため、学園内で手に入れたモップの柄や南家で手に入れた銃剣付きスプリングフィールドM1A1 Super Matchなどを使い、「奴ら」に立ち向かいます。

人気投票では4位で、声優の井上からは「作中で一番生々しいキャラクター」と評され、原作者の佐藤大輔も「本当は悲劇のヒロインを描きたかった」と述べています。作画担当の佐藤ショウジからも人間性について不安視されています。

名前は『ゾンビ屋れい子』の作者、三家本礼に由来しています。

アニメ版ではヒステリックな面がさらに強調され、物語後半からはストーリーの変更に伴い、出番が減っています。