観月歌帆（みづき かほ）

月峰神社の宮司の娘である彼女は、友枝小学校で算数を教える教師として働いています。彼女の誕生日は2月11日で、時折巫女の装束をまとい、弓道も習得しています。原作ではさくらのクラスの副担任として登場し、アニメ第2期では担任を務めています。月峰神社はクロウ・リードと深い関係があり、彼女自身も強い月の力と予知能力を持っています。彼女は神秘的で穏やかな雰囲気を持つ美人で、さくらがクロウカードを集める様子を密かに見守っています。方向音痴で、道を覚えるのが苦手なため、イギリスでもよく迷子になることがあります。料理は全くできないようです。

大学生の頃、教育実習で出会った桃矢と交際していましたが、留学を機に別れました。その後、イギリス留学中にエリオルと出会い、彼に惹かれます。エリオルがイギリスに帰国した後は、彼やその仲間たちと共にイギリスで生活しています。桃矢とは再会後、良い友人関係を築いています。

彼女はクロウ・リードが月峰神社に残した月の鈴を操ることができ、その鈴を通じてクロウの遺志や自分の未来に必要なことを感じ取っていました。時が来たと感じた彼女は日本に戻り、友枝小学校でさくらを見守ります。そして、さくらがクロウカードの真の主となる決意をした時、月の鈴をさくらの杖に宿らせ、星の杖へと変化させる手助けをしました（アニメでは、月の鈴はさくらにもう一度チャンスを与えるために使われ、その後消え、杖はさくら自身の魔力で変化しました）。

彼女の信条は「この世に偶然なんてない、あるのは必然だけ」です。