きのこいぬ

もともとは蛍の庭にあったピンク色のきのこだったが、ある日突然、犬の姿に「変身」した。体は主に白色で、左目から頭の左側にかけての部分がピンクに白の水玉模様がある。左耳はきのこの傘のような形をしている。少し人間の言葉を理解し、小児程度の思考力を持っているようだ。周囲の人の言葉や行動に対して喜んだり、落ち込んだり、怒ったりすることがある。時々、感情的になって大げさに振る舞うことも。蛍にメッセージを伝えようと、彼女の「あいうえおのほん」で必死にひらがなを勉強し、矢良の助言で文字を書けるようになった。後には携帯電話を使ってメッセージを送ることもできるようになった。さまざまなものを食べるが、ドッグフードは食べない。基本的に子供が好きな食べ物を好み、水をかけられると喜ぶ。特にたこ焼きが大好きで、自分でも「ちゃっちゃっ」と作るようになった。時折、特に起床した時に庭で胞子をまき散らす。蛍は「これはきのこ犬にとっての排泄行為かもしれない」と少し疑っている。