関原妙（せきはら たえ）

牛肉鍋の店「赤べこ」で働く店員であり、店主の娘でもある彼女は、剣心たちと非常に親しい関係にあります。彼女の一人称は「うち」で、赤べこが剣心たちの集まる場所になっていることが多いためです。薫とはもともと友人関係にあり、ゴシップや恋愛話に興味を持つ一方で、自分の年齢を気にしています。薫が「2×歳」と年齢を明かした際にはショックを受けていました。彼女の身長は161cm、体重は48kgで、1849年6月生まれの双子座、血液型はAB型です。

彼女は義理人情に厚い性格で、細目（糸目）であるため、普段は瞳を見せません。アニメ第1作では第2話から登場し、目を開けているシーンもあります。性格は原作よりも強気で、京都編の初期には左之助が京都への旅費を遠回しに頼んだ際、怒って断っています。また、弥彦の状況についても知っており、剣心たちに教えています。

彼女は関西（京都府）出身で、趣味は浮世絵の収集です。特に月岡津南の浮世絵が好きで、30歳で独身です。彼女のデザインは、剣心の没デザインを流用したものです。

完全版第22巻では、前髪のボリュームが増し、穏やかでオタク気質な人物として描かれています。作者によれば、「生まれる時代を間違えた人」とのことです。キネマ版では「赤べこ」の店長という設定になっています。