八尋 寧々（やしろ ねね）

彼女はかもめ学園高等部一年A組の生徒で、園芸部に所属しています。物語の主要なキャラクターであり、物語を語る役割も担っています。彼女はロマンチックな恋愛を夢見る優しい性格の持ち主で、特にイケメンに弱いです。彼女の足が太いことがコンプレックスで、そのため常に黒タイツを着用しています。

彼女は憧れの人物、輝との相思相愛を願って、怪異の花子くんを呼び出します。花子くんと共に様々な困難に立ち向かいますが、人魚の鱗という呪いのアイテムを見つけてしまい、花子くんの制止を無視して使用しようとします。しかし、彼女は自分の真の願いと、好きな人が他にいることを悟り、使用を中止します。その結果、呪いを受けて魚に変身してしまいます。

その後、彼女は「人間に戻ること」を願い、花子くんとの縁を結ぶことで元の姿に戻ります。しかし、花子くんが人魚の鱗を飲んだことで呪いは完全には解消されず、彼女の体は水に濡れると鱗に変わる体質になります。全身が濡れると魚に変身してしまいます。

彼女は当初、花子くんを「花子さん」と呼んでいましたが、彼の学生生活や友達関係を懐かしむ様子を見て、友達として接するようになり、「花子くん」と呼ぶように変わりました。彼女は土をいじることが得意で、その技術を生かして園芸部で活動しています。また、彼女の髪は白く、先端がエメラルドグリーンで、勾玉に似た髪飾りをつけています。