トールズ

トールズ

Thors, 托爾茲

キャラクター紹介

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トルフィンの父であるトールズ・スノーレソンは、トルフィンにとって理想的な人物であり、彼に大きな影響を与えた。彼は人徳に満ちた性格の持ち主である。
かつてトールズは、ヨーム戦士団の4人の大隊長の一人として「ヨームの戦鬼(トロル)」と恐れられる冷酷な戦士だった。しかし、長女ユルヴァの誕生と妻ヘルガの存在により、戦場の無情さと無意味さに気づき、「本当の戦士」とは何かを考え始める。そして、戦士としての自分を捨てる決意を固めた。987年、ノルウェー沖のヒョルンガヴァーグの戦いで溺死を装い、ヘルガユルヴァと共に脱走を図る。この際、大隊長のトルケルに見つかるが、説得の末に彼を納得させる。その後、家族と共にデンマークを離れ、新たに生まれた長男トルフィンや村人たちと平和な生活を送っていた。
しかし、トールズの生存はヨームの首領に知られており、デンマークのイングランド侵攻のために村を人質に取られ、再び戦場に向かうことを決意する。だが、戦士団小隊長フローキはトールズに個人的な恨みを抱いており、密かにアシェラッド兵団にトールズの暗殺を依頼していた。フェロー諸島でアシェラッド兵団の罠にかかったトールズは、素手で兵団を圧倒するが、アシェラッドとの決闘の末、トルフィンたちの命と引き換えに自らの命を差し出す。その高潔な生き様と壮絶な死は、トルフィンを復讐に駆り立てる一方で、アシェラッドに理想の君主像を見出させることとなった。また、彼の不殺の戦いは、真の愛を追求する修道士ヴィリバルドに示唆を与え、トルケルは彼の目に「不思議な輝き」を見出した。

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(最後の編集時間: 2024年9月6日14:02)

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