高橋 凜々（たかはし りんりん）

ハルとガクが設立した会社に最初の内定者として選ばれた大学生。インターンとして働いていたにもかかわらず、ハルの策略で「代表取締役社長」に任命された。

彼女の性格は非常に真面目で、これが原因で就職活動はことごとく不成功に終わっていた。しかし、彼女の緻密な調査能力は他の社員にはないものであり、経営陣から逆に高く評価された。

会社に入る前、彼女は花屋でアルバイトをしており、桐姫がハルとガクに贈った花も彼女が手掛けたアレンジだ。彼女のこのスキルを生かして、「ヨリヌキ」というハッタリAIの役割を蜜園フラワーの事業が売却されるまで担当することに。原作ではあまり出番がなかったVTuberシーンだが、ドラマ版ではハルがこのVTuberを『トリンリン』と名付けて接客に利用するという演出が施された。

「ヨリヌキ」が成功を収める頃、彼女は大学を卒業し、正式にトリリオンゲームの社長に就任する（役職上は「雇われ社長」である）。

その後、ハルがガクの自宅から月300万円の高層ビルに移転を強行した際、彼女は管理業務を務めることになった。しかし、ハルの独断で出資された資金の使い道が問題となり、ゴップロの買収やラスベガスでの社員旅行費など様々な場面で振り回され続ける。

また、彼女は実家との電話で秋田県出身であることがほのめかされている。IPO編の開始時には、創業4年が経過し、彼女の年齢が「25歳」であることが明らかになった。