来島 美和（くるしま みわ）

26歳で、東京の汐留にあるホテル・カーディナルの料飲部に勤める彼女は、来島泰三の孫娘であり、神嶋の部下として働いている。幼い頃に両親を亡くし、祖父に育てられた彼女は、酒に関する問題があるたびに溜に相談し、彼の助けを借りて解決してきた。祖父の過保護なせいで普通のOL生活を送れずにいることに少し不満を感じているが、自分では気づいていないが溜に対して特別な感情を抱いているようだ。彼女の特徴として、左の尻にほくろがあることが溜に知られており、普段は白いソックスと運動靴を好んで履いている。

アニメ版では、彼女のキャラクター設定にフランスでの経験が追加され、ストーリーテラーとしての役割も担っている。フランスにいた時期には、ホテルのバーで溜のカクテルを楽しんだことがあり、その記憶がアニメの始まりのきっかけの一つとなっている。彼女を通じて問題を解決した客もおり、アニメでは原作と比べて溜との精神的な交流が浅いようだ。