来島 泰三（くるしま たいぞう）

美和の祖父は、横須賀にある割烹旅館の4代目として、その経営を引き継いだ。彼はビジネスの才能を活かし、旅館を大きく成長させることに成功した。しかし、時代の変化と共に日本旅館の経営が難しくなる中、ホテルへの転換を提案する息子と意見が対立し、関係は断絶してしまう。その後、息子夫妻が事故で亡くなり、美和を引き取って育てることになる。同時に、彼は来島興産を立ち上げ、それを一流のホテルグループに成長させた。

彼は溜が作るカクテルとその観察力、サービス精神を高く評価し、ホテル・カーディナルへの引き抜きを計画。最終的にはその計画を実現させることに成功する。

アニメ版では、この物語の基本設定は原作に忠実に保たれているが、美和の祖父の登場シーンは少なめになっている。