グリュムウェルテ

「第十位階」の強化魔法の使い手であるグリュムウェルテは、強化魔法を施された対象が黒みを帯びるため、「黒魔竜」（こくまりゅう）という異名を持っています。しかし、彼は血族の中で若いため、その能力を完全には引き出せていません。

人間の姿では屈強な中年男性の外見をしており、自身の血から炎や黒く鋭利な触手を作り出して攻撃します。竜の神からレーゼ王国を滅ぼすよう指示された際、アルテマティアの命令でロナベーラを襲撃しました。

歴史が改変される前の出来事では、グリュムウェルテはロナベーラを陥落させ、ラグナを庇ったレオを殺害しました。しかし、改変された歴史では、銀気闘法で迫ってくるラグナに恐れを抱き、竜形に変身した直後にラグナによって凍らされ破壊されました。

彼の竜形は単行本1巻の表紙にも描かれています。ちなみに、本編とは関係ありませんが、プライベートでは全裸派です。