ゴンド・ファイアビアド

ルーン技術の復活を夢見るドワーフがいます。彼の祖父や父は優れたルーン工匠でしたが、彼自身はその才能に恵まれていません。しかし、ルーン技術への情熱は誰にも負けません。周囲も彼の才能不足を理解し、役職付きの待遇を提案しますが、彼はそれを断り、夢を追うために鉱夫として働いています。

彼は、優れたルーン技師たちがルーン技術の復活を諦め、危険を避けるようになったことに心を痛めています。彼の熱い思いは、アインズがギルド「アインズ・ウール・ゴウン」に抱く夢と共鳴し、二人は意気投合します。

アインズからの資金援助と全ルーン工匠の引き抜きの提案を受け入れた彼は、ドワーフの国がルーン技術を見限ったとき、自分の存在意義が失われたことを理解し涙を流しました。その後、心の整理をつけ、アインズやルーン技術の復活のために手段を選ばない姿勢を見せます。その姿勢はアインズから豪胆と苦笑されるほどです。