池沢 佳主馬（いけざわ かずま）

13歳の中学1年生で、夏希の又従兄弟。彼はOZで格闘ゲームの世界的チャンピオンとして知られ、長身のウサギ型アバター「キングカズマ」を操るほどの実力者です。いじめを克服するために、OZを通じて少林寺拳法を教えてくれた祖父の万助を「師匠」と呼んでいます。

物語の中で、健二が到着した夜、彼は納戸で一人パソコンを操作していました。初めて会った健二には冷たい態度を見せましたが、事件が発生すると彼に協力するようになります。暗号を解いた健二に感心し、事件解決に向けて共に行動します。

『クライシス・オブ・OZ』では、彼は中学1年生で、OMCの世界チャンピオンにまで成長しています。しかし、戦う理由がないまま戦い続けることに疑問を抱いています。GW中は常連のネットカフェからOMC大会に参加していましたが、そこで真紀のアバターに出会い、偶然にもネットカフェ内で真紀の部屋の隣にいたため、現実でも出会うことになります。彼は自分の身長が140cmに満たないことを気にしています。

『キング・カズマvsクイーン・オズ』では、小学6年生として登場し、OMCの公式上位ランクプレイヤーです。昨年OZでの連勝が原因で現実で仕返しを受けたことを引きずっていますが、徐々に克服していきます。OMC夏の大会にエントリーし、予選を突破します。夏帆と南の策略により、二人と天敵である力也を連れて陣内家に行くことになります。夏帆から好意を寄せられていますが、彼はそれに気付いていません。