キャラクター紹介
編集吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」の一瀬グレンは、隊長および総隊長を務める24歳の中佐です。彼の鬼呪装備は刀状の「真昼ノ夜」です。
地下都市から脱出した優一郎を軍にスカウトし、しばらくの間彼の面倒を見ていました。優一郎にとって命の恩人であり、親のような存在です。グレンは常に飄々としており、会議を途中で退席したり、授業にあまり出席しないなどマイペースな一面もありますが、部下たちを「家族」として大切にし、チームワークや軍規を重視しています。そのため、暮人からは「だからいつまでも俺に追い付けない」と評されています。また、毒舌を浴びせることも多いです。普段は前髪を下ろしていますが、会議や戦闘の際にはオールバックにします。
グレンは何らかの目的のために優一郎を利用しており、その点をシノアに怪しまれています。さらに、鬼となった真昼を使役していることを打ち明けたことで、鬼に取り憑かれていると疑われますが、その場で否定します。しかし、実際には既に鬼になる一歩手前の状態であり、仲間や部下の命を守りたい「理想主義者」と、死んだ恋人である真昼に取り憑かれた「完璧主義者」の二つの人格を行き来しています。完璧主義者の人格は冷酷で、仲間を犠牲にすることも厭わず、裏ではフェリドと手を組んでいます。また、暮人と共同で〈終わりのセラフ〉の実験を行い、名古屋空港で「完璧主義者」の人格で〈終わりのセラフ〉を発動・制御するために仲間を手にかけます。この件により、シノア隊や深夜などから疑心を抱かれますが、実際には誰よりも「仲間」や「罪」に捕らわれています。
実は8年前、仲間の蘇生を引き換えに世界を崩壊させた張本人です。さらに、リーグの実験を秘密裏に引き継ぎ、実家には〈第六のラッパ吹き〉を拘束しています。優一郎と第六のラッパ吹きを引き合わせ、抑えることに成功し、「罪鍵」を回収した後、帝鬼軍へ帰還します。
(最後の編集時間: 2024年8月14日22:00)
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