キャラクター紹介
編集金髪に碧眼の美少年で、日本人の母とロシア人の父を持つハーフ。両親から虐待を受け、母親に車から投げ捨てられた後、両親は事故に遭い、百夜孤児院に引き取られた。孤児院では最年長でリーダー的存在だった。世界崩壊の際、孤児院の子供たちと共に吸血鬼によって地下都市へ移送される。地下都市では吸血鬼に血を提供し、子供たちの生活を守りつつ脱出の機会を窺っていたが、脱出時に重傷を負う。しかし、クルルに血を与えられ吸血鬼となることで生き延びる。
その後、フェリドの元で都市防衛隊の一員として活動。同僚のレーネ、ラクスとは一定の距離を保ちながらも会話する仲。都市防衛隊では基本的に命令に従わず、人間との戦闘時のみフェリドと共に前線に立つ。クルルのお気に入りとして特権を与えられ、貴族しか出席できない会議にも出席し、貴族同様の武装を持つ。その実力は非常に高く、一般吸血鬼ながらも貴族を上回る。人間相手ではグレンよりも強く、月鬼ノ組数十人でも彼を止めることはできない。
他の吸血鬼とは違い、人間の血を4年間一切摂取していないため体は成長しているが、生命維持のためクルルの血のみ摂取している。しかし、それだけでは限界を感じており、人間の血を摂取しようと何度か試みるが直前で思い止まっている。最終的には優一郎の説得により優一郎の血を飲む。幼少期は明るくお茶目な性格だったが、現在はすべてを失ったため憂いを帯びた雰囲気を纏っている。家族を殺した吸血鬼を憎んでおり、他の吸血鬼には心を開かないが、クルルだけは自らを蘇生し血を提供してくれたため、他の吸血鬼ほど悪い感情を抱いていない。人間のことを「優一郎を利用している」と考え、優一郎を救うために行動している。
名古屋戦後は優一郎たちと行動を共にしているが、優一郎以外を信用していない。特に優一郎を利用しているグレンに対しては強い殺意を持ち、優一郎の制止をもってして「不審な動きをしたら殺す」と公言している。日本帝鬼軍に帰還後、柊家や真祖の存在から優一郎を連れて強行離脱しようとするが、グレンや深夜や暮人に静止される中でシノアを乗っ取った真祖の登場と百夜教の襲撃に紛れて、百夜教に攫われた優一郎を救出・合流。鬼となったグレンと具現した真昼とノ夜と交戦。その最中瀕死に追い込まれ、グレンと真昼の意図で黒鬼となる。
(最後の編集時間: 2024年8月14日21:59)
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