奥村 雪男（おくむら ゆきお）

この物語の重要なキャラクターは、燐の双子の弟であり、二卵性双生児です。彼は15歳で、12月27日生まれのO型、身長180cm、体重70cmの中一級祓魔師です。彼は竜騎士・医工騎士の称号を持ち、正十字学園高等部特進1-Aに所属しています。彼は眼鏡をかけ、普段は真面目で冷静沈着ですが、怒るとその態度が崩れます。成績優秀で、特進科に首席で入学し、女子生徒からの人気が高いですが、料理の腕前は兄と比べて劣ります。将来の夢は医者になることです。

彼は幼少期から悪魔が見える特殊な能力を持っており、燐とは異なり、幼い頃に自分たちがサタンの落胤であることを知らされました。7歳から祓魔を学び、13歳で史上最年少で祓魔師の称号を獲得しました。彼は二丁拳銃を使い戦う戦闘スタイルを持ち、対悪魔薬学の天才とも評されています。しかし、彼は自分の弱さや悩みを人に相談せず、一人で抱え込む傾向があります。

彼の身体は生まれつき弱く、サタンの力を受け継いでいないとされていますが、戦闘中に目が変化し、視界が青くなる異変が起きたことがあります。イルミナティからの勧誘を受け、潜在的な能力を見込まれていますが、彼は自分の能力の正体を探るために危険な実験を繰り返しています。その過程で多くの困難に直面し、自分の存在について深く悩むようになります。

彼はイルミナティで精密検査を受けた結果、青い炎への耐性が異常に高い特殊体質であることが判明しました。その後、イルミナティを裏切り、燐と再会し、意志の相違から交戦しますが、最終的には和解し、兄への思いを新たにします。