お玉（おたま）

黒炭玉はワノ国九里の編笠村出身の8歳の少女で、3月3日生まれです。身長は108cm、血液型はF型で、星座はうお座です。彼女の好物はおしることリンゴです。玉は飛徹という師匠と共に生活しており、くの一を目指しています。彼女は自分のことを「おら」と呼び、話す際には「やんす」という語尾を使います。ルフィのことを「アニキ」と呼び、慕っています。

玉は毎日笠を編んで売り、その収入で生計を立てていますが、普段はヒエを食べるだけの貧しい生活を送っています。米は年に2回（誕生日と正月）しか食べられません。そのため、他人から食べ物をもらうことには遠慮がちです。

彼女は超人系悪魔の実「キビキビの実」の能力者で、頬をちぎってきびだんごを作り出し、それを食べた動物を操ることができます。この能力は人間には効果がなく、「SMILE」の能力者にのみ有効です。能力の効果は一ヶ月後に解除されます。

幼い頃に両親を亡くした玉は、飛徹に保護されました。4年前にワノ国を訪れたエースと親しくなり、彼に仲間にしてほしいと頼みましたが、まだ早いと断られました。しかし、強くなれば連れて行くという約束を信じています。

ある日、玉は自分の誕生日に米を買いに行きましたが、光月家の名を口にしたためにカイドウの手下に捕らえられてしまいます。しかし、ルフィに救われ、彼に米をご馳走しました。その後、汚染された川の水を飲んで体調を崩しましたが、お鶴の治療を受けて回復しました。その後、博羅町に連れ去られましたが、ルフィたちによって救出されました。

玉はスピードという名の動物に乗って自宅に戻りましたが、途中でカイドウに攻撃され重傷を負いました。イヌアラシに保護され、チョッパーの治療を受けて一命を取り留めました。その後、ルフィを救出するために兎丼の囚人採掘場へ向かい、看守長のババヌキをきびだんごで懐柔しました。鬼ヶ島への討ち入りでは、約300人の真打ちやギフターズを寝返らせました。戦いの後、くの一になるためにしのぶに弟子入りしました。

狛ちよは玉が連れている狛犬で、きびだんごは食べておらず、元々玉に懐いています。ひひ丸は玉に手懐けられた狒々で、元々は山の暴れ狒々でしたが、玉のきびだんごを食べて懐きました。