しのぶ

ワノ国出身の49歳のくの一で、光月家の家臣です。身長は180cm、てんびん座で血液型はF型。好物ははんぺんです。かつては美貌で知られ、「悩殺くの一」「男殺しのしのぶ」と呼ばれていましたが、現在はふくよかな体型になり、忍者服を着用しています。彼女は「わたす」と自称し、忍者としての強い意志と技術を持ち合わせていますが、老眼と先端恐怖症のため戦闘には不向きとされています。

彼女は超人系悪魔の実「ジュクジュクの実」の能力者で、触れたものを腐敗させる力を持っています。この能力は地面に穴を開けたり、天井を崩すなど多岐にわたりますが、人に使用すると肉体は成長させることができますが、精神の成長は促せません。一度使用すると元に戻すことはできません。

彼女は先代将軍スキヤキの時代から光月家に仕え、おでんに仕えることを夢見ていました。20年前、福ロクジュ率いるお庭番衆の一員でしたが、黒炭家に従う道を選んだお庭番衆から離反し、追われる身となりました。おでんの謀反にも加わり、彼の処刑時には民衆を非難し、おでんの真意を涙ながらに語りました。その後、光月家の家臣として生きる道を選び、錦えもんたちの逃亡を支援しました。

ワノ国編では、おでん城跡がカイドウの攻撃を受けた際に能力を使ってナミたちを守り、オロチ城での宴ではロビンを援護しました。鬼ヶ島への討ち入りでは、サンジからモモの助を託され、百獣海賊団の追手から逃れるために活躍しました。最終的にはモモの助を大人の姿に変え、戦いの7日後には緑牛によって養分を吸い取られた結果、かつての美貌を取り戻しました。

彼女の技には、空中を移動する「忍法 大凧」、物を投げつける「忍法 金玉潰し」、動きを封じる「忍法 金縛りの術」、天井を腐敗させる「熟々忍法 枯散衰」、姿を消す「煙遁の術」などがあります。