ホノカ / 佐和 穂花（さわ ほのか）

「カミサマ候補」ランクAの高校一年生で、ゴローと同じ学校に通う彼は、表向きは猫を被っているが、実際には性格が悪い。複雑な家庭環境で育ち、ネグレクトの末に弟を失い、両親を殺害した過去を持つ。成績や運動神経は平均的で、見た目の可愛さから学校ではファンが多いが、特に目立つ存在ではない。

彼はゴローと最初に対峙した人物で、状況を理解していないゴローを一方的に攻撃したが、最終的に「愚者の聖典」によって人工衛星の破片を落とされ死亡。しかし、彼の能力で生き返ることができた。その後、ゴローと一応の協力関係を築くが、隙を見つけて彼を殺そうと狙っている。

チカとの戦いでは、炎に包まれ焼死寸前になるも、自らの肉体を使って「謝肉祭」を発動し、覚醒する。この能力は、死肉を媒介にして肉金属の凶器に変えるもので、強度を自由に変えたり、自在に変形させたりできる。周囲の死体や食肉を支配することが可能で、常にパック詰めの肉を持ち歩いている。自分の肉体を使うこともでき、その際には身体が幼児化する。また、能力かどうかは不明だが、チカがキョウに攻撃された際の怪我を治している。