堂嶋（どうじま） / 安田 薫

外伝『牌王伝説ライオン』と『牌王血戦ライオン』の主人公は、裏社会でその腕前が知られる天才雀士です。彼の本名は『ミナゴロシ篇』のエピローグで明かされます。

彼の打ち方は、波を読む直感型が特徴で、並外れた幸運と繊細な打牌技術を兼ね備えています。ホストのような服装をすることが多いです。

主人公はケイの行く先々に現れ、時に最大のライバルとして、また時に最高の理解者として共に戦います。特に、ケイとコンビを組んだ際は抜群のチームワークを見せます。彼の性格は豪快で女好きですが、その趣味には複雑な側面もあります。

相手のプライドや所有物を徹底的に搾り取る性格から、関には「食っても食っても満たされない餓鬼」と揶揄されます。その金髪や性格、そして圧倒的な強さから「ライオン」と呼ばれています。

彼は勝負のためには自己犠牲を厭わず、リスクを感じたときは自分の体さえも賭けることがあります。竜凰位戦第2ラウンドでは、ストレスから右目に黒眼帯をすることになりますが、それでも15位から3位に躍進。最終的に暴漢に襲われ重傷を負い、ケイを決勝に送り出すことになります。

『人柱篇』では左目を失明しましたが、他に大きなダメージはありません。ケイと組んで山扇会に勝利し、自分を襲わせた高津を突き止め決別しました。リーニャとスーリャを母国に返そうと試みましたが失敗し、サバイバル麻雀で優勝を果たします。

『ミナゴロシ篇』では、竜凰位戦から裏にいる白翁を見つけ、対決を約束します。原作では大柄な体格ですが、映画版では中肉中背に描かれています。