加藤 三九二（かとう みくに）

1年生の時は1組、2年生では2組の学級委員長を務め、3年生では4組に所属している彼女は、修学旅行で古見と同じ班になったクラスメイトです。特徴的な三つ編みとメガネを持ち、元プロ棋士の祖父から将棋を学び、将来は女性初のプロ棋士を目指しています。男性のプロ棋士と対等に戦うことを目標にしています。実家は裕福で、広い敷地の和風豪邸に住んでおり、トイレが黒いという特徴があります。自宅では着物を着て過ごし、一人称は「私」です。

修学旅行中、彼女は佐々木と共にクラスのヒロインである古見を楽しませようと奮闘しますが、古見と行動を共にするうちに、彼女が普通の女の子であることに気付きます。佐々木との仲違いを古見に仲裁してもらったことをきっかけに、古見や佐々木と友人になり、古見と只野の関係の進展を応援するようになります。彼女は片居に興味を持っており、彼の鋭い目が良いと感じています。「今日からコレは」というマンガを愛読しており、その中の不良キャラが片居に似ていると古見と佐々木にからかわれると、照れ隠しに肩を叩く癖があります。

修学旅行後、佐々木とは親友になり、共に古見の恋を応援しつつ、自宅で古見に恋の進捗を詳しく尋ねる女子会を定期的に開催するようになりました。その後、万場木や阿瀬の恋愛事情にも興味を持ち、潔も含めて女子会に参加させています。女子会では、限られた情報から棋士ならではの鋭い洞察力で恋愛事情を把握しています。恋バナを聞くことは彼女の将棋の強さを向上させており、将棋会館での公式戦が重なった古見と只野君のホワイトデーのお返しデートでは、佐々木主催の尾行に参加せず、苦戦し投了寸前で佐々木からの緊急電報「キンキュウ タダコミ テヲツナグ」を受け取り、盛り返しています（連載時の柱によれば逆転勝利した模様です）。

彼女の名前の元ネタは元プロ棋士の加藤一二三です。[要出典] 母の名前は八九七（やくな、旧姓は瀬和）です。

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