リヒト（パトリ）

26歳で12月24日生まれ、身長172cm、O型の男性。エルフの同胞を愛する彼は、「白夜の魔眼」の頭首として知られています。彼の額には魔眼の紋章があり、光属性の魔法を操ることができます。特に、彼はクローバー王国で数少ない光魔法の使い手であり、四つ葉の魔導書を持っています。

彼の真の姿は、ヴァンジャンスの身体に転生したエルフ族の少年パトリです。リヒトに似た姿で転生し、エルフたちを復活させるために人間への復讐を決意しました。彼はライア、ヴェット、ファナの魂を復活させ、その後、全エルフを転生させるための禁術魔法を発動する計画を進めました。その過程でクローバー王国を滅ぼし、独立国家を建国するという名目で人間たちを利用し、「白夜の魔眼」を結成しました。

ネアンの洞窟でサリーを救出しようとした際、ヤミとの戦いで敗れ、一時は戦線を離脱しますが、アスタの反魔法の剣によって倒され、封印魔法が解かれました。その後、王撰騎士団との戦いでユリウスに致命傷を負わせ、魔石を奪って逃走しました。エルフの転生の真実を知り、絶望の中でダークエルフとなり、アスタたちを襲いますが、ノゼルの水銀魔法によって拘束され、アスタの説得により正気を取り戻しました。

その後、ルミエルやリヒトのサポートを受け、アスタやユノと共にザグレドと戦い、勝利を収めました。エルフとしての転生を解除された後、リヒトの複製体の肉体に魂を入れられ、現代で生きることとなりました。現在はエルフの秘境エリュシアで過ごし、ハート王国での戦いにも参加しました。

彼の魔法技能には、光魔法、魔光魔法、断罪の光剣、神罰の光芒、審判の矢などがあります。これらの技は強力で、広範囲にわたる攻撃が可能です。また、光回復魔法を使い、傷を瞬時に再生することもできます。