菊の丞（きくのじょう）

菊の丞はワノ国出身の22歳の侍で、光月家の家臣として赤鞘九人男の一員です。彼はイゾウの弟で、異名は「残雪の菊の丞」として知られています。彼の偽名は潜伏時に「お菊」と名乗っていました。彼の出身地はワノ国鈴後で、身長は287cm、誕生日は9月9日です。血液型はXF型で、星座はおとめ座です。好きな食べ物はしらたきで、嫌いな食べ物はウニとイクラです。趣味はお香セラピーで、イメージ動物はフェレットです。

菊の丞は長身で長い黒髪が特徴的な美しい外見を持ちますが、性別は男性で、「心は女」と自己認識しています。性格は温厚ですが、敵には冷酷に振る舞います。普段は着物を着用していますが、戦闘時には鬼の面を被ることもあります。彼は錦えもんを深く尊敬し、慕っています。

彼の過去には、舞踊の花柳流家元の息子として生まれましたが、父が罪人となり家族と離ればなれになりました。鈴後で飢えていたところをおでんに救われ、兄と共におでんの家臣となりました。トキの能力により20年後のワノ国に残り、おこぼれ町の茶屋で「お菊」として働きながら、敵の動向を探っていました。

ワノ国編では、お玉を救うためにルフィたちを博羅町へ案内しました。浦島からの強引なアプローチに耐えかねて髷を切り落とし、お玉を救出後はおでん城跡へ向かい、錦えもんと再会しました。その後、兎丼の囚人採掘場での戦いや鬼ヶ島での討ち入りに参加し、兄イゾウとの再会やカン十郎との対決など、数々の困難を乗り越えました。

彼の技「残雪鎌」は円型の飛ぶ斬撃を放つことができます。この技は彼の剣技の中でも特に強力で、相手に深い傷を負わせることができます。