イスカーン

十侯の一人であり、拳闘士ギルドの第十代チャンピオンである人族の男性。彼は豪快な性格を持ち、心意の力で拳以外の攻撃を無効化する能力を持つ。

異界戦争では、拳闘士部隊を率いて整合騎士シェータと戦った。戦いの中で彼女に共感を覚え、互いの実力を認め合うようになる。その後、皇帝ベクタの兵士を無視した采配に反発し、右目の封印を自ら抉り取ることで不完全ながらも破ることに成功する。

ベクタの命令に従わない道を模索し、アスナと共闘の取引を行う。アスナたちにベクタを追わせ、自身はシェータや拳闘士団の仲間たちと共にアメリカ人プレイヤーたちに対する殿を務める。満身創痍になるまで戦い続けるが、リーファの救援により命を救われる。

異界戦争後、新たな暗黒界の代表として五族平和条約を締結し、暗黒界軍総司令官に就任。人界とも和平を結び、シェータと結婚してオブシディアで生活を始める。二人の間には娘リーゼッタが生まれ、彼は親バカぶりを発揮している。キリトからはその口調がクラインに似ていると言われている。