沙耶の父であり、
百合子の夫である彼は、県内で最大の影響力を持つ国粋右翼団体「憂国一心会」の会長を務めています。彼は厳格でカリスマ性があり、
コータや
孝たちの意見を尊重し、彼らを認める姿勢を持っています。また、
紫藤に対して強く反発する
麗の行動から、
紫藤たちの異常性を見抜く鋭い洞察力を持っています。そのため、部下や妻の
百合子からの信頼は厚いですが、娘の
沙耶からは「
正邪を自分の基準で決めてきた男」と評されています。
若い頃には
冴子の父に師事していた経験があり、
冴子に軍刀「小銃兼
正・村田刀」を譲り渡しました。避難民を救助している最中に
沙耶たちと再会し、「奴ら」が屋敷の門を突破した後、
沙耶を
孝たちに託して旅立たせました。その後、部下や避難民たちと共に隣家へ避難しましたが、その後の行方は不明です。彼の武器は日本刀の薩摩拵え胴太貫です。
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