神木 出雲（かみき いずも）

正十字学園高等部1-Aに所属する祓魔塾生の少女です。平安時代の貴族を思わせる特徴的な眉を持ち、手騎士としての才能があり、一度に2体の上級白狐を召喚することができます。自信家であり、他人を見下すことが多いですが、根は律義でツンデレの一面も。かわいいものが好きで、特に猫を愛していますが、それを隠そうとしています。

幼い頃から悪魔が見える能力を持っており、そのために周囲から疎まれていましたが、朴という友人ができ、彼女との関係を大切にしています。朴が塾を辞める際には動揺し、誤解から彼女に嫌われたと感じました。

彼女は島根の稲生大社の神職の家系に生まれ、母と妹との三人家族で育ちました。家族は本家から冷遇され、母が精神的に不安定であったため、彼女は独立心を強く持ち、強気な態度を取るようになりました。母が九尾に取り憑かれた際、イルミナティに救われ、エリクサーの実験体として人質にされました。祓魔師を目指したのは、手騎士の資格を得て神降ろしの儀式を行い、妹を実験体にしないためです。

外道院の実験が進み、神降ろしが強制的に可能となったため、イルミナティに攫われましたが、逃走を試みる中で幼なじみのミケとウケを失いました。しかし、母に救われ、外道院を倒す決意を固めました。その過程で、印章紙なしで悪魔召喚を成功させ、以前よりも人当たりが良くなりました。

彼女は使用する技として「神降ろし」「靈の祓い」「鎮魂の祓い」「天の大御酒」を持っています。また、彼女は人気投票でしえみを抑えて女性キャラクターでトップに立ちました。