ンフィーレア・バレアレ

リィジーの孫であり、薬師としての才能を持つ青年。エンリという女友達に片思い中。彼はエ・ランテル一帯でも有名な、あらゆるマジックアイテムを使いこなせるという特別な能力を持ち、そのために名を知られている。

また、錬金術師としての経験も豊富で、第二位階までの魔法を扱うことができる。戦闘時には、調合した粘着剤などの薬品を駆使して戦う。赤いポーションを所有するモモンに会い、情報を求めて接触した彼は、「漆黒の剣」メンバーとして亜人退治を依頼され、カルネ村への道中を共にした。

帰還後、彼の特別な才能を見込んでクレマンティーヌとカジットに拉致されるも、祖母と契約を交わしたモモンに救出される。その際、アインズとモモンが同一人物であることに気づくが、その情報を悪用することはなく、むしろアインズに対して強い尊敬の念を抱いている。アインズからも、その素直な憧れと人柄を評価され、信頼を得ている。

カルネ村に移住した後は、アインズの支援を受けて提供された素材を使い、新たなポーションの開発を祖母リィジーと共に研究している。村に幾度か訪れた危機をエンリと共に乗り越えることで二人の距離は縮まり、最終的に結婚し新しい生活を始めることとなった。

結婚後は、アインズの許可を得てポーションの開発から薬の貯蔵にシフトし、エンリの村長職を補佐している。