ツアレニーニャ・ベイロン

セバスが王都で出会った、10代後半の金髪の女性。彼女は愛嬌が溢れる容姿をしている。両親を早くに亡くし、村で姉と共に生活していたが、ある貴族に妾として連れ去られる。その後、貴族に飽きられると娼館に売られ、地獄のような日々を送ることとなる。

そうした日々の中、彼女は偶然にもセバスに救出される。長期間の虐待で瀕死状態であったが、ソリュシャンの治療により健康を取り戻し、美しい姿を再び手に入れる。セバスに救われたことで、彼に対して深い恩義と好意を抱き、彼に殺されても構わないと思うまでになる。

その後、アインズの詰問により、セバスの失態の元凶として殺されそうになるが、セバスが忠誠心を示したため、彼女の命は救われる。後に人間の世界での生活を捨て、セバスの傍にいることを希望し、アインズの計らいでナザリック地下大墳墓での生活を始めることとなる。

エ・ランテルではセバスの副官として働き、今後はそこでアインズの居館で働くメイドたちの指揮・監督をする予定である。