飛騨 しょうこ（ひだ しょうこ）

誕生日は5月4日、血液型はA型、身長は158センチメートル。

さとうの友人であり、バイト仲間でもある彼女は、ハキハキとした物言いと面倒見の良い性格が特徴です。良家の娘としての生活に窮屈さを感じ、さとうと一緒に男遊びを楽しんでいました。さとうも彼女には心を許しており、しおとの生活について大まかに話していました。彼女もまた、男遊びをしながら「自分だけの王子様」を求めていました。

ある日、太陽の言動からさとうの素性に疑問を抱き、勇気を出して彼女の真実に向き合おうとします。しかし、さとうの家を訪れた際に彼女の叔母の異常な行動を目撃し、さとう自身にも目を背けてしまいます。その後、中途半端に関わったことを後悔しているところをあさひに叱咤され、再びさとうと真剣に向き合おうと決意しますが、さとうがしおと一緒にいるのを目撃してしまいます。説得もむなしく、彼女に殺害されてしまいます。

その際、さとうとしおが一緒にいる写真をあさひに送っていたため、二人の関係があさひに知られることになります。さとうが国外へ逃亡する際、死を偽装するために「1208号室」の火災で彼女の遺体を燃やし、その後、焼死体として発見されます。

さとうは最終的に彼女を殺害してしまいましたが、作中には彼女に対して思い入れを抱いていたことを示唆する描写があります。