犬山あおい（いぬやま あおい）

野外活動サークルの創設メンバーである千明と共に、同好会を立ち上げた。普段は皆を自然にサポートし、まとめ役を務める。誕生日は3月4日。落ち着いた性格で、関西弁風ののんびりした口調で話す。千明からは「イヌ子」と呼ばれている。

太眉と八重歯が特徴的で、お茶目な性格。ホラ話が好きだが、嘘をつくと目が泳ぐ。一部の主要キャラクターの中でも際立ったスタイルを持ち、特に胸部が目立つ。関西風の料理を得意とする。

野クルの活動資金を調達するため、スーパーマーケット「ゼブラ」でレジ打ちのアルバイトをしている。この店は、千明がアルバイトしている酒屋の隣に位置している。アウトドアショップ「カリブー」のキャラクター「カリブーくん」が好き。原作75話で親戚からロードバイクを貰い、78話からロードバイクでの通学を始める。

原作77話では、先月行われた伊豆キャンプに参加したメンバーと花見キャンプを行い、ジンギスカンを妹・あかりと共に食べ比べした結果、祖母のみね子に電話で確認したところ、昔から豚肉を使っていたことが判明し、ホラを吹いたあおいが再び親族に騙される結果となった。

名前は「あおい」と平仮名表記であるが、元々は「葵」と漢字で届け出ようとしていた。しかし、祖母が「犬山葵」が「犬（いぬ）山葵（わさび）」と読めることに気づき、急遽平仮名の「あおい」に変更した。

映画では山梨県に残り、鰍沢富士見小学校で教員として働く。面倒見がよく、児童から「あおいちゃん」と呼ばれ親しまれているが、授業中にホラ話をすることもある。なお、鰍沢富士見小学校は終盤で閉校し、あおいは別の小学校へ移ることとなる。