マキマ

デンジの上司である女性は、内閣官房長官直属のデビルハンターであり、公安対魔特異4課のリーダーを務めています。彼女はチェリーピンクの三つ編みの髪と独特な瞳を持つ美しい女性で、優しさと冷酷さを併せ持つ複雑な性格です。彼女のミステリアスな魅力は人間や悪魔を問わず、多くの者を惹きつけ、畏怖や憧れを抱かせます。

ゾンビの悪魔討伐の際にデンジと出会い、彼を特異4課に迎え入れます。特異4課のメンバーをまとめる力を持ち、肉体的にも精神的にも常人を超越していますが、その背景や目的には多くの謎が残されています。

彼女の正体は、内閣総理大臣と契約した支配の悪魔です。「物事を掌握する力」を持ち、チェンソーマンが食べて消えた存在の名前を覚えていることができます。彼女は格下と見なした相手を操ることができ、契約によって自分への攻撃のダメージを日本国民に移すことで不死身に近い存在となっています。

チェンソーマンに対しては狂気に近い憧れを抱いており、彼の力を使って「なくなったほうが幸せになれるもの」を消し去り、「より良い世界」を作ろうとしています。しかし、彼に食べられて消滅することも望んでいると語っています。数々の任務を経てデンジの精神を崩壊させ、チェンソーマンを出現させることに成功しますが、最終的にはパワーの介入とデンジの策略により敗北します。最後にはデンジに食べられることで不死身の契約が無効化され、消滅します。

ポチタによれば、彼女は家族や対等な関係に飢えており、恐怖を消すことで他者と対等な関係を築ける世界を作ることも目的の一つでした。