エミ（エマヌエーラ・ポルラローラ）

教会の聖歌隊に所属している少女で、ライトピンクのツインテールが特徴的です。陽人からは「ウサギのよう」と評されています。彼女の父親は民俗学の教授です。

表向きは可愛らしく振る舞いますが、実際は生意気でずる賢い一面があります。特に陽人と二人きりの時には、その意地悪な本性を見せることもあります。

かつて聖歌隊に馴染めず孤立していた彼女は、中学生時代の陽人と出会い、親交を深めました。当時、陽人はポン太の飼っていたウサギを探していました。その後、再会を約束して彼女はイタリアへ帰国しましたが、梓のサポート役として猫神に呼び寄せられます。猫神の力を借りて校舎をイタリア風に模様替えしたり、陽人を人気者にするなど、数々のいたずらを行います。

陽人が約束を忘れていたことに怒りますが、猫神から願いのキャンセルで消されそうになったところを陽人に救われ、和解します。その後、彼女は家族と共に日本に留まり、父親と共に陽人の行く先々に現れるようになります。