キャラクター紹介
編集マザーズ・ロザリオ編のヒロインで、一人称は「ボク」。2011年5月23日生まれ。数々のVRMMOを渡り歩き、新生ALOでは「絶剣(ぜっけん)」と呼ばれるほどの圧倒的な強さを誇る。二刀流スキルを使わなかったにもかかわらず、キリトを2度も倒した唯一の人物である。
出生時に輸血用血液製剤からHIVに感染し、幼少期から闘病生活を送ってきた。両親と双子の姉はAIDSで既に他界しており、天涯孤独の身。医療用の仮想現実マシンの被験者第一号となり、3年間を仮想世界で過ごしてきた。ALOでの異常な戦闘力は、この長期間の医療目的のダイブに由来している。
姉の死後、スリーピング・ナイツのリーダーを引き継ぐが、自身も2025年末までの余命宣告を受けている。最後の思い出作りのために2026年元日に新生ALOに現れ、ボス攻略戦の助っ人を探すべく、自作のオリジナル・ソードスキル「マザーズ・ロザリオ」を賭けて辻デュエルを行っていた。キリトを破ったことに興味を持ったアスナと出会い、その強さを見込んで助っ人を依頼する。ボス攻略を果たした後、アスナに姉の面影を重ねて見てしまい、その負い目からALOから姿を消す。
キリトに対しては自分の出自を見破られたためか微妙に警戒していたが、和人の情報で病院を訪ねてきたアスナに「学校に行きたい」という願いを打ち明ける。和人らが作った視聴覚双方向通信プローブを利用してアスナと共に学校へ通う。その後、キリトとも打ち解け、新生ALOでの統一デュエル・トーナメントでは決勝戦で再びキリトと対戦し、勝利して優勝する。アスナたちとは京都旅行を楽しんだが、2026年3月29日に容体が急変。駆けつけたアスナに「マザーズ・ロザリオ」を託し、最期はスリーピング・ナイツやキリトたち、多くのプレイヤーに見守られながら、アスナの腕の中で静かに息を引き取った。
UWでは、STLでダイブしたアスナの記憶に残る彼女の幻影が現れ、共にPoHと戦い、仮想世界へ来る人々が求めるものを諭した。
(最後の編集時間: 2024年8月13日18:18)
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