ヴァサゴ・カザルス

ヴァサゴ・カザルス

PoH, 瓦沙克·卡薩魯斯, Vassago Casals

キャラクター紹介

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ガブリエルの部下であり、VR戦闘の専門家である彼は、ガブリエルを親しみを込めて「兄弟(ブロ)」と呼んでいます。しかし、その正体はSAOに存在した殺人ギルド「ラフィン・コフィン」のリーダー、「PoH」です。
彼は日本人の父とサンフランシスコのスラム街で暮らすヒスパニックの母の間に生まれましたが、父親にとっては腎機能障害を持つ嫡男のドナーとしての価値しかなく、母親からは憎しみを込めて「ヴァサゴ」と名付けられました。両親からの愛を得られない中、父からは最低限の生活費と日本語のスキルだけを得て、移植措置がされる前に母とも別れて日本に渡りましたが、うまくいかず、マルチリンガル能力を買われて韓国系犯罪組織に所属しました。15歳で暗殺者となり、5年間で9回の「仕事」を成功させましたが、10回目の仕事としてSAO事件に巻き込まれたターゲットを暗殺するため、やむなくデスゲームに途中参加しました。
初めて体験する仮想世界で日本人に囲まれて暮らしたことから東アジア人への憎悪を自覚し、ターゲット以外にも多くのプレイヤーを殺すべく行動し、「ラフィン・コフィン」を結成しました。SAO事件後はアメリカに戻り、グロージェンに所属して兵士相手のVR戦闘訓練の教官として定した生活を得ましたが、心は満たされず、もう一度SAOの世界へ行きたいと願い続けていました。
ガブリエルと共に暗黒騎士の身分を持つスーパーアカウントを用いてUWにダイブし、暗黒騎士団の部下を連れて遊撃を開始しましたが、ステイシアとしてダイブしてきたアスナによって地割れに落とされ、強制ログアウトとなりました。その直後、「アスナがいるならキリトもいるのではないか」との推測からPoHのアカウントをコンバートしてUWに再ダイブし、中韓プレイヤーたちを扇動して日本人プレイヤーたちを壊滅させて人界軍を降伏に追い込みました。キリトが心神喪失状態にあることを知ると、彼を再起させたうえで自らの手で殺すべく、中韓のプレイヤーをも同士討ちさせて惨劇を拡大させようとしましたが、その目論見は復活したキリトによって阻止されました。
彼の復活を歓喜をもって迎えて決闘を挑んだ結果、力の源である友切包丁を破壊されて敗北しました。「何度でも2人の前に現れる」とキリトアスナに宣言しましたが、「夜空の剣」の力で1本の杉へ変えられ、限界加速フェーズの起動によってそのまま内部時間で50年以上を過ごすことになり、皮膚感覚以外の五感を絶たれて動くこともできない環境に晒されて現実世界の肉体も老人のような白髪に変貌し、知的活動は30年経った時点で消失しました。しかし、撤退したグロージェンの部隊の中に遺体はなく、生死不明のまま再びその行方を眩ませています。
アニメ版では犯罪組織に関する描写はなく、父に愛される異母兄を見たことで日本人への憎悪が芽生えています。また、SAOにダイブした経緯も、SAO事件をニュースで知り「ここなら日本人を好きなだけ殺すことができる」と考え、回収が進められていたナーヴギアを盗み出して自ら飛び込んだことになっています。

(最近編集した: K K  )

(最後の編集時間: 2024年8月13日18:18)

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