大木 大樹（おおき たいじゅ）

本作の準主人公である大樹は、千空の幼馴染で親友です。16歳で、身長は189センチメートル、体重は95キログラム。4月2日生まれで血液型はA型です。物語の最初は大樹の視点で進行します。

彼は典型的な脳筋タイプで、学問にはあまり興味がありませんが、誠実で行動力のある熱血漢です。特に親友の千空の言葉を信じ、彼に全幅の信頼を寄せています。争いを好まない性格で、攻撃を受けても防御に徹します。杠に対して特別な感情を抱いています。彼の発言から、両親は石化前に亡くなっていることが示唆されています。大柄な体格から、千空には「デカブツ」と呼ばれています。

千空が復活して数か月後に大樹も復活し、頭脳労働は千空に任せ、自身は圧倒的な体力を活かして肉体労働に励みます。戦闘はしませんが、身体能力は非常に高く、石化している杠を軽々と持ち上げる怪力を持っています。また、80キロメートルの距離を「フルマラソン2周分だから5時間あればいけるか」と言うほどの体力を誇り、泳ぎも得意で「ほんの200～300往復潜れば」と言うほど根気強く、地道な作業を苦にしません。司の蹴りを受けても倒れなかった初めての人物で、打たれ強さも際立っています。さらに、大声も特徴です。

彼はスパイ兼人質として司帝国で杠をサポートしながら生活していましたが、後に科学王国と合流します。農耕を始めた際にはリーダーに任命され、その後は鉱山での採掘など様々な力仕事を任されています。科学船ペルセウスにも力仕事担当として乗船します。

物語の終わりには、杠と結婚し、ファッションの会社を設立。力仕事担当の社員として働いています。