銃士X

第3回本戦に初めて進出した女性プレイヤー。彼女の武装は大型ライフルとスモークグレネードである。キリトは彼女を「死銃」と誤認し、名乗りの最中にシノンが危機に陥ったため、キリトの強引な攻撃を受ける。彼女は一発撃ち込むが、そのまま斬り捨てられてしまう。その後の第4回大会では第4位に入賞する。

原作では彼女の交戦シーンや具体的な人物像は描かれていなかったが、アニメ化に際して時雨沢恵一の監修のもと、使用する銃器が指定され、露出度の高い衣装を纏った銀髪の美女アバターとして描かれることになった。この変更はスピンオフ作品『ガンゲイル・オンライン』の初期プロットの名残であり、初期プロットでは彼女がキリトに受けた仕打ちに怒り、「スクワッド・ジャム」大会を主催するという流れがあった。しかし、旧来のSAO原作ファンの反応を予測しかねた川原礫の判断により、この初期プロットはボツとなり、彼女の役割はオリジナルキャラクターであるピトフーイに差し替えられた。

アニメ版ではUWに人界軍の援軍として登場する。また、ゲーム版『フェイタル・バレット』ではフランス育ちで現在は日本に住んでいるという背景が明かされ、育ちの影響で時々フランス語が混じる発言をする女性として描かれている。